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13/09/29 鈴本演芸場九月下席《夜の部》 #落語 #rakugo

公演名
鈴本演芸場九月下席《夜の部》
会場
鈴本演芸場
日時
2013年9月29日 17:30~
無精床
古今亭志ん吉
猫の皿
金原亭馬遊
太神楽曲芸
翁屋和楽社中
スーパー寿限無
三遊亭白鳥
一目上がり
柳亭市馬
漫才
ホームラン
強情灸
三遊亭圓丈
小言念仏
柳家小三治
親子酒
古今亭菊之丞
仲入り
真打昇進披露口上
市馬・天どん・圓丈・小三治
紙切り
林家正楽
粗忽の釘
春風亭一之輔
粋曲
柳家小菊
百年目
三遊亭天どん

天どんさんの真打昇進披露は、この人、この一門らしい、型破りだけど、客席をも巻き込んで、心のこもった楽しいものになっていた。会長が七代目圓生なこの人だと持ち上げたり、一之輔さんが代演で入ったり、客席も、天どんコールで迎えたり、舞台上の三本締めに参加したり。

天どんさんの百年目、無理栗にドラマティックにするではなく、また突飛なくすぐりを入れるでもなく、らしい平熱の百年目。ただ、真打昇進スペシャルで、客席にピンクの画用紙を掲げさせて、春の大川の堤を表現。圓丈一門のDNAかな。

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13/09/28 立川談春独演会2013 第十五回 デリバリー談春 #落語 #rakugo

公演名
立川談春独演会2013 第十五回 デリバリー談春
会場
青山劇場
日時
2013年9月28日 14:00~
厩火事
立川談春
仲入り
たちきり
立川談春

やはり談春さんのお咲さんは可愛らしい。終盤で兄貴分が言っているように、この人を御するのは並大抵ではできなくて、実際に周りにいたらたまらないと思うけど、人間の良きところを談春さんは表現してくれる。

談春さんの厩火事で、孔子の場面で、女房が弟子を責め殺す妄想を暴走させるところで、その暴走具合に、こしらさんの火炎太鼓で、道具屋が責められる女房の妄想を思い出したのは、談春さんには不本意かな。

たちきりの後で、この噺はラブソングやバラードではなく、ロックであると腑に落ちて、また出来るようになったと。分別のある噺家より、尾崎豊が演るなら納得感があると。ピンとはこないが、若い二人の初心で純で互いを想い合う気持ちは迫ってきた。

たちきりの聴かせどころは、終盤の若い芸者の母親のおかみの独白。談春さんは最後の台詞だけ決めて、そこまでは何をどのくらい喋るのかを決めないとのこと。そこにきちんと三味線を合わせたのが太田そのさん。この人がいなければたちきりはできない由。

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13/09/27 J亭落語会 花鳥風月「鳥」シリーズ 春風亭一之輔独演会 #落語 #rakugo

公演名
J亭落語会 花鳥風月「鳥」シリーズ 春風亭一之輔独演会
会場
JTアートホール アフィニス
日時
2013年9月27日 19:00~
子ほめ
柳家小はぜ
鮑のし
春風亭一之輔
短命
春風亭一之輔
仲入り
紙屑屋
柳亭こみち
らくだの子ほめ
春風亭一之輔

鮑のしと短命は、年長者とちょっとネジが緩んだのとのやり取りということで共通している。しっかりとした女房がいるのもそう。とはいっても、違う噺なので、二つ続けて聞くと、その違いが綯い交ぜになって楽しかった。

こみちさんの出産復帰後では初めて。一之輔さんが柳家の了見というものが気に食わないとの言葉に反応しての、柳家の前座のあるあるがおかしかった。紙屑屋で久しぶりにいい喉を聞けて満足。

小はぜさんの子ほめが、元気いっぱいで良かったと言いながら、結局らくだの子ほめに。小はぜさんにやらせたのか、刺激されて演ったのか、どちらにしても、一之輔さんの独演会でしか見られない並び。小はぜさんの溌剌さとの対比が一之輔さんの黒さが際立つ。

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13/09/19 志の輔らくご in ACT #落語 #rakugo

公演名
志の輔らくご in ACT
会場
赤坂ACTシアター
日時
平成25年9月19日 18:30~
仮名手本忠臣蔵について
立川志の輔
仲入り
中村仲蔵
立川志の輔

ACTシアター、こんな大きな小屋、落語にはどうよと。しかし、志の輔らくごという枠は、仮名手本忠臣蔵全段を、劇場の特性を活かして描出することによって、忠臣蔵の世界を創り上げた。その中で語られる仲蔵に引き込まれてしまった。

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13/09/17 柳家三三・玉川奈々福「落語のチカラ 浪曲のチカラ」 #落語 #rakugo #浪曲

公演名
柳家三三・玉川奈々福「落語のチカラ 浪曲のチカラ」
会場
牛込箪笥区民ホール
日時
2013年9月17日 18:45~
道潅
柳家小かじ
転宅
柳家三三
寛永三馬術ー曲垣と度々平
玉川奈々福
仲入り
金魚夢幻
玉川奈々福
文七元結
柳家三三

三三さんの転宅は、お妾の愛嬌が可愛らしい。泥棒の間抜けさ加減は勿論だが、それもこの愛嬌があってこそ騙されるのだと思う。

落語が武士を斜めに見るのに対して、浪曲は真正面からその勇ましさを描く。勿論、勇ましい者だけでなく、度々平の様に自分の力を頼りに表面的な権威を良しとしない、落語では見られない個性を楽しめる。奈々福さんの声と、豊子さんの三味線の音色を堪能。

浪曲にももちろん新作はあって、金魚夢幻は奈々福さん自身の作。鑑賞用の金魚とその育て主の心の交流を描く。落語の金魚と芸者に何となく通じるとのがあるのかなとも。荒唐無稽な話しが楽しい。

三三さんの長兵衛親方は、江戸っ子らしい矜恃が素直な形で伝わってくる。ために、命より大事な大金を一面識もない若者にあげてしまう無理が、何となくわかる。やはり、落語は人なりかな。

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13/09/15 柳家一琴がらくごカフェで昼夜で8席の根多おろしをやる!《夜の部》 #落語 #rakugo

公演名
柳家一琴がらくごカフェで昼夜で8席の根多おろしをやる!《夜の部》
会場
らくごカフェ
日時
2013年9月15日 18:00~
十徳
柳家一琴
磯の鮑
柳家一琴
仲入り
宗論
柳家一琴
橋場の雪
柳家一琴

十徳という噺は、和装が珍しくない時代さえ見かけないものが主題になっているので、もう今では数合わせの言葉遊びの噺になって、それなりに面白いのが落語らしくていいかな。

磯の鮑は、吉原での初めての花魁に馴染むための、初会を粋にこなすためのあれこれをご隠居に聞いた与太郎が起こすかれこれの噺。この噺ができた頃では、それこそ吉原アルアルの色合いもあったのだろう。一琴さんは我を押し通す与太郎の面白さを表にしていた。

一琴さんの宗論、最後に飯炊きの権助がいきなり出てきて間に入って、真宗を奥州と受ける下げになっていた。この型は初めてかな。根多おろしだから、これが原型に近いのかな。

橋場の雪は、雪の瀬川から派生し落とし噺にしたものらしい。さらに手が加わって夢の酒に。それと比べると、夢の構造が複雑で、取留めのなさが際立っていた。夢の酒は洗練されている分、夢のふわふわした感じが少なくなっているかな。

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13/09/15 柳家一琴がらくごカフェで昼夜で8席の根多おろしをやる!《昼の部》 #落語 #rakugo

公演名
柳家一琴がらくごカフェで昼夜で8席の根多おろしをやる!《昼の部》
会場
らくごカフェ
日時
2013年9月15日 14:00~
荒茶
柳家一琴
強情
柳家一琴
仲入り
極道のバイト達
柳家一琴
夢金
柳家一琴

荒茶は、勢朝と三平さんで聞いていて、その微妙な古めかしさで、林家のお家芸かとも思えてしまう。実際は、鶴光さんが講釈のネタから移したものらしい。一琴さんは三平さんから習ったらしいのだが、加藤清正と福島正則にポイントを置いた演り方で古めかしさを逃れているように思えた。

強情は意気に感じて貸した金を、他から借金をして返そうとすることを、良しとしない強情者の噺。ざこばさんで何回か聞いている。なので、上方の地縁の濃い雰囲気を感じてしまう。一琴さんで聞くと、その辺りはもう少しサラッと演っている感じ。

強情の後で聞いたので、極道のバイト達は、三枝さんの作なのかなとググってみたら丈二さんらしい。一琴さんの大阪のヤクザのらしさで、その実在感がそう感じさせた。アルバイトニュースという単語が出てくるのが時代を感じさせる。

秋らしさを感じるようになったと言っても、まだ残暑厳しいこの日に夢金はどうかなと思っていたら、そのうちに一琴さんに惹きつかれた。とは言ってもさすがに雪の底を行くとは言えなくて、中州に侍を置いていく流れのテンポが良かった。

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13/09/14 第11回 らくご古金亭 #落語 #rakugo

公演名
第11回 らくご古金亭
会場
湯島天神参集殿
日時
2013年9月14日 17:30~
狸札
金原亭駒松
花筏
金原亭馬治
厩火事
古今亭菊志ん
宿屋の富
金原亭馬生
仲入り
明烏
古今亭志ん輔
妾馬
五街道雲助
三師追善座談会
馬生・菊志ん・志ん輔・雲助

古金亭は初めて。馬治、菊志ん、志ん輔、雲助、馬生と若手から中堅、円熟まで、今の落語会で、古今亭、金原亭が如何に中核を成しているかがわかる。志ん生師没後40周年・志ん朝師十三回忌・圓菊師一周忌を期しての座談では、三師の思い出が語られて、非常に楽しかった。

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13/09/13 桂米團治独演会 #落語 #rakugo

公演名
桂米團治独演会
会場
横浜にぎわい座 芸能ホール
日時
2013年9月13日 19:00~
普請ほめ
桂鯛蔵
天災
桂米團治
片棒
桂歌之助
子は鎹
桂米團治
仲入り
質屋芝居
桂米團治

天災は基本的な事柄については、こちらとほぼ同じ。ちょっと違うかなと思ったのは、乱暴者が、誰のせいでもないと、認めるのを、これこれ、こういうことでと、言葉で明言するまで、とことん理詰めで追求する様子が、米團治さん固有のものでなく、上方の特質なのかなとも。

歌之助さんの片棒、流れとしては、概ねこちらと同じ。大阪の特性に合わせて、具体的な事柄は違っている。面白かったのは、次男のお祭り騒ぎが芝居場から始まるのに、そこで親父の死骸を使った文楽をやる所。ブラックな味わいがいい。

上方は子別れでなくて、あくまで子は鎹の様な気がする。ざこばさんなんかは、わざわざ鎹の実物を出してくるし。子別れだと鎹を使わない演り方もあるし。ただ、母親が上品な上方の言葉だと、何となく説得力が増すような。

米團治さんだったら、やはり芝居噺。鳴り物がたくさん入るのは当然として、お囃子さんの喉をたっぷりと堪能。ある場面では、相手方の台詞を袖口で入れるという、舞台の噺家だけでなく、裏方も総動員の賑やかさで幕。

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13/09/09 第二期「林家正蔵独演会−秋の正蔵−」 #落語 #rakugo

公演名
第二期「林家正蔵独演会−秋の正蔵−」
会場
紀尾井ホール 小ホール
日時
2013年9月9日 19:00~
片棒
林家はな平
悋気の火の玉
林家正蔵
仲入り
立ち切れ線香
林家正蔵

悋気の火の玉は、そうは聞かない噺。正蔵さんは生前の正妻とお妾さんの性格わけをはっきり付けて、火の玉になってからの描きわけにつなげていて面白かった。

正蔵さんの立ち切りは今日がネタ下ろしの由。この噺は談春さんの様に番頭に焦点を当てて演り方もあるが、ネタ下ろしのためか、正蔵さんの番頭は、まず一通りでそれなりの貫禄はあるが、やはり若旦那が良かった。初心な若旦那と純なこゆきとの清々しい恋の行方が切ない。

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13/09/07 《噺小屋》長月の独り看板 入船亭扇遊 #落語 #rakugo

公演名
《噺小屋》長月の独り看板 入船亭扇遊
会場
国立演芸場
日時
2013年9月7日 18:30~
金明竹
入船亭遊一
片棒
入船亭扇遊
青菜
入船亭扇遊
仲入り
子別れ
入船亭扇遊

片棒は次男のお祭りがやはり要かな。扇遊さんは、お囃子がしっかりしていて、お神輿の掛け声も勇ましい。聞いていてとにかく安定感がある。

今日はそういう日なのかな、花緑さん、扇遊さんと、立て続けに青菜を聞く。同じものなのに、それぞれに楽しいのが落語。扇遊さんの植木屋は、もう少し余裕のある楽しみ方をしていたかな。

扇遊さんの子別れ、母親と子供が出て行く所から。酒と女に溺れるだらしない姿から、立ち直って貫禄のある親方を描写。引き込まれてしまった。最後は番頭さんが入ってきて、子は鎹を引き取って下げるという、初めて聞く型。

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13/09/07 花録ごのみ vol.30 #落語 #rakugo

公演名
花録ごのみ vol.30
会場
イイノホール
日時
2013年9月7日 13:00~
ラッキーの作り方
柳家花緑
青菜
柳家花緑
仲入り
井戸の茶碗
柳家花緑

最近のマクラでよく話されるラッキーな出来事をどうせならと、ラッキーの作り方として題名付けた噺。ここの所もラッキーな事は続いているようで、先週の福岡での事を足していた。やはりこういう事こそ、あやかりたいと感じるものなのかな。

今日は急に秋めいてきて、青菜も聞き納めかな。花緑さんのは植木屋は旦那の所でも変に卑下することもなく、終始素直にあかるくて、長屋に帰ってからの繰り返しも本当に楽しそうで面白かった。

井戸の茶碗のような正直者だけが出てくるような噺を真正面から素直に演れるのが花緑さんの持ち味なのかな。裏表のない清々しさが伝わってくる。

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13/09/06 こしら・馬るこ・萬橘 新ニッポンの話芸 #落語 #rakugo

公演名
こしら・馬るこ・萬橘 新ニッポンの話芸
会場
成城ホール
日時
2013年9月6日 19:00~
五人廻し
鈴々舎馬るこ
慶安太平記
立川こしら
仲入り
二十四孝
三遊亭萬橘
アフタートーク
広瀬和生・こしら・馬るこ・萬橘

馬るこさん、自分の吉原ソープ時代。マクラに振ってから五人廻しへ。よく演られている形では最初に出てくる吉原の薀蓄語りの職人を最後に持ってきて、マクラの振りを回収。馬るこさんらしいキャラ立ちした演出。

こしらさんの慶安太平記、幕府転覆だけを持ってきて全てを作ったもの。甲府ぃの主人公を持ってきて、その女房が商人優位を唱え、全国の豆腐屋を買い占め、天皇家を巻き込み、幕府転覆を計るという流れ。こしらさんらしい奇矯な女性が活躍。元からの挿話の引用は一切無し。

橘さんの二十四孝、主人公か大家の話しを受けてからの行動が自在闊達で、その理解力と、応用力に舌を巻く思い。一回聞いただけでは、細部までわからない。もう一回聞いてみたい。

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13/09/05 こしらの集い #rakugo #落語

公演名
こしらの集い
会場
お江戸日本橋亭
日時
2013年9月5日 19:00~
ねずみ穴
立川こしら

久しぶりのこしらの集いで、懸案のねずみ穴に遭遇。序盤で一度休憩を入れて、一時間を超える大長編。弟が死んでからも、その子供、孫まで物語が続いて…という具合で、こしらさんらしい結末に驚く。良かった。

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13/09/03 小満んと市場の会 #落語 #rakugo

公演名
小満んと市場の会
会場
国立演芸場
日時
2013年9月3日 18:30~
手紙無筆
柳亭市助
花筏
柳亭市馬
中村仲蔵
柳家小満ん
仲入り
鰻の幇間
柳家小満ん
三十石
柳亭市馬

小満んさんの流麗な語り口は、五段目の仲蔵の華麗な立ち姿を余すことなく表現もするけど、幇間が何らかしらの予感を抱えつつ、それを誤魔化すように、際限なく紡ぐひとり言にも使わられる。面白いものですな。

花筏の呼出しで喉を調えて、三十石へ。船頭唄の時は鳴り物が入るのは当然として、合の手もきちんと。市馬さんで聞くのは初めてだし、東京勢でも初めてかな。旅人を江戸者にしても、番頭や女中たちとのやり取りが笑いどころなので、なかなか大変なものなのかな。

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13/09/01 初代三遊亭天どん真打昇進披露毒別公演「天は何を見ているのだ」―新作の日―《夜の部》 #落語 #rakugo

公演名
初代三遊亭天どん真打昇進披露毒別公演「天は何を見ているのだ」―新作の日―《夜の部》
会場
成城ホール
日時
2013年9月1日 18:00~
子役の旬
三遊亭玉々
らくだの発端
春風亭一之輔
一日署長
柳家喬太郎
豆腐屋ジョニー
三遊亭白鳥
仲入り
口上
一之輔・喬太郎・天どん・白鳥・モロ師岡
新幹線の仇討ち
モロ師岡
ひと夏の経験
三遊亭天どん

一之輔さん、昔は真打昇進披露でも先に大ネタを演る事もあったと、らくだを始めると見せかけて、らくだが子ほめに挑戦する、らくだの発端へ。一之輔さんにしかできない、アバンギャルドな一席。こういうのができるのが、一之輔さんと天どんさんの仲なのかな。

喬太郎さんの一日署長の犯人はもちろん天どんさん。説得役に、雲師、円丈師に喬太郎さん。両師匠の微妙なモノマネが楽しい。天どんさんのモノマネは最後には飽きてしまった様。

白鳥さんの豆腐屋ジョニー、庶民向けのスーパーでの豆腐勢とチーズ勢との縄張り争いをしていて、そこにロミオとジュリエット様の恋物語を絡ませるという噺。一門の先輩としての模範?その割には、この昼間に円丈師匠から小言をもらっていたという。

モロさんは、新作落語の流れを受けて、古典落語を現代のサラリーマンに引き当てて、スーツ姿で演るサラリーマン落語を。今回は宿屋の仇討を新幹線に移したものを。侍の言い立てもきれいに処理していて、楽しい一席に。

最後の一席で体力の配分を考えなくていいと、ひと夏の経験へ。一人目の女生徒がセクシーポーズをとる場面では、高座から降りて、舞台の端から端まで使うサービスぶり。とにかく今一番演りたいものを演るという気概が伝わってきて、今後が楽しみでならない。

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13/09/01 初代三遊亭天どん真打昇進披露毒別公演「天は何を見ているのだ」―新作の日―《昼の部》 #落語 #rakugo

公演名
初代三遊亭天どん真打昇進披露毒別公演「天は何を見ているのだ」―新作の日―《昼の部》
会場
成城ホール
日時
2013年9月1日 13:00~
お世継狂想曲
古今亭駒次
船越くん
春風亭百栄
マサコ
春風亭昇太
悲しみは埼玉に向けて
三遊亭圓丈
仲入り
口上
彦いち・百栄・天どん・圓丈・昇太
掛け声指南
林家彦いち
カベ抜け
三遊亭天どん

天どんさんの真打昇進披露、開口一番はわん丈さん当たりかしらと思ったら駒次さん。自分で作った中でめでたいものをと、戸越銀座の老舗の駄菓子屋の天野家が、天皇家を演じる噺。成城のおハイソな地で演っていいのとも。おかしかったけど。

百栄さんの船越くんは昨日と続いて。それでもおかしい。この後、三ノ輪に住んでいる事を、昇太さんに成城と絡めて揶揄されたり、円丈さんの悲しみは…だっりで、今日のキーワードになっていた。

昇太さん、円丈師匠、彦いちさんたちのネタの選び方、マクラでの天どんさんのいじり方を見ていると、新作を志している人たちは上下関係よりも、一緒に新しいものを切り開いていく、同志を祝うという空気を感じる。

天どんさんは、寄席の披露興行では出しにくいネタをとカベ抜けへ。まあ確かに幽霊の噺ではあるけど、妙な形ではあるけど、ある種の友情物語で、後味はいい。寄席でも聞いて見たい。

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