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13/11/30 第十九回 鎌倉はなし会 桂米團治独演会 #落語 #rakugo

公演名
第十九回 鎌倉はなし会 桂米團治独演会
会場
鎌倉芸術館 小ホール
日時
2013年11月30日 15:00~
手水廻し
桂そうば
青菜
桂米團治
鹿政談
桂あさ吉
景清
桂米團治
仲入り
掛け取り
桂米團治

上方は前座とかの制度がないので開口一番で出てきた人がどの位の芸歴なのかは、よく分からない。そうばさんも開口一番で手水廻しを。ざこばさんの8人いるお弟子さんの7番目での若手なのだろうけど、手堅い運びで楽しかった。

上方だから7日米朝一門だからなのか、ネタ出しをしているのが多いと。今日も米團治さんのは全てネタが出ていて、そこに青菜が入っている。決めた時に暖冬になるだろうとの予測から。それでもワクワクしながらいい所の旦那の真似をする男を楽しそうに演る米團治さんが良かった。

あさ吉さんは二度目かな。吉坊さんのマクラで聞いているのとちょっと違って、きっちりと鹿政談を。奉行の優しさが伝わってくるような感じ。

景清を上方の形で聞くのは初めてかな。観音様を出すのですね。夕立から雷が落ちるところも、鳴り物を入れて賑やかに。で、景清が奉納した目玉を授けて見えるようになったと、上方らしい理にかなったオチを。

掛け取りは芸達者な人のを聞かなければ。今シーズン初を米團治さんで聞くことができて幸い。クラシック音楽、喧嘩と歌舞伎。オペラ好きの米團治さんらしいクラシックもよかったけど、芝居の場面は本寸法に決まって気持ちよかった。

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13/11/29 J亭落語会 花鳥風月「風」シリーズ 柳家三三独演会 #落語 #rakugo

公演名
J亭落語会 花鳥風月「風」シリーズ 柳家三三独演会
会場
JTアートホール アフィニス
日時
2013年11月29日 19:00~
道具や
柳家小かじ
権助提灯
柳家三三
魚屋本多
柳家三三
仲入り
小言幸兵衛
柳家三三

権助提灯は嫉妬しない女性の噺とされているけど、本妻は妾の若さに、妾は妻という安定した立場への、まあ直ぐならぬ感情の裏腹の意地の張り合いで、一種の嫉妬の噺なのかな。そこには旦那の立ち位置はないわけで、それを面白がる権助を三三さんが楽しそうに演っていた。

魚屋本多は初めて。講釈ネタみたいで、途中で殿様が昔の自分の合戦の模様を浪々と語る場面は、会の終わった後、近くにいた人が「あんな講釈が上手い殿様、いないわよね」と評するほど。やはり三三さんの講釈は気持ちいい。

小言幸兵衛は長屋を小言を言って回るところからきっちりと。この幸兵衛さんが、細かいけど筋の通った常識人であることを端折ると、後半の妄想の暴走が生きない。三三さんの大家さんは、言っていることが、斜めにずれて行く様が滑らかで楽しかった。

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13/11/28 落語坐 こみち堂 柳亭こみち独演会 #落語 #rakugo

公演名
落語坐 こみち堂 柳亭こみち独演会
会場
国立演芸場
日時
2013年11月28日 19:00~
道具や
柳家小かじ
締め込み
柳亭こみち
姫と鴨
柳亭こみち
仲入り
粗忽の釘
柳家三三
片棒
柳亭こみち

このような大きな小屋で初めて演る独演会でかけるネタをどうしようと、やはり好きなものをと締め込みへ。こみちさんで聞くと、あらためて感じることは、この噺の特に前半は、にょうのおしゃべりを楽しむものなのかな。あれからそれへと、とりとめのないしゃべりが楽しい。

そのまま続いて白鳥さん作の姫と鴨を。白鳥さんは女流向けに作品を作っていて、幼馴染のおんと歌舞伎役者の恋物語の「鉄砲のお熊」や女性視点で語り直した明烏のような大きめなネタと、軽めのものでは今日の姫と鴨とか女泥棒なんかもあって、こみちさんの幅の広さが伺える。

一門の中で一番噺を習ったのは三三さん。師匠をしくじった時もアドバイスをくれたそう。だから大きなところで独演会をやる時にはゲストにと。

こみちさんの片棒は、市馬さんと同じように唄と踊りがたっぷりと。お姐さんたちが、えんえんと続く音頭にのって踊る片棒は初めて。

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13/11/26 第8回 三K辰文舎 落語&ライブ #落語 #rakugo

公演名
第8回 三K辰文舎 落語&ライブ
会場
文京シビックセンター 小ホール
日時
2013年11月26日 19:00~
馬のす
橘家文左衛門
金明竹
柳家小せん
甲府ぃ
入船亭扇辰
仲入り
ライブ
三K辰文舎

口先ひとつで酒をせしめる男が楽しい馬のすを文左衛門さんが、油紙に火の付いたような言い立ての男がおかしい金明竹を小せんさんが、サラッと。残りの時間を善人だらけの甲府ぃを扇辰さんが情感たっぷりに。

三K辰文舎の歌を聞きながら、落語との共通点が有るのかしら、なんてことを考える。語りと歌と人が言葉を得てからすぐに獲得した表現であろうとするとプリミティブなようで、今日的には優れて技巧的だし。とかうだうだしながら楽しんだ。

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13/11/25 立川談春独演会2013 第十七回 デリバリー談春

公演名
立川談春独演会2013 第十七回 デリバリー談春
会場
北とぴあ さくらホール
日時
2013年11月25日 18:30~
棒鱈
立川談春
仲入り
文七元結
立川談春

江戸っ子の価値判断の基準は、損得でなくて好き嫌いで論理的でなく、他所者を排除するとの前置きからの棒鱈へ。薩摩っぽの押しの強さ、面の厚さを十二分に見せつけて(12月まで聞いたのは初めて)、江戸者の好き嫌いを分かりやすく描出。喧嘩の啖呵もスッキリと。

談春さんの長兵衛は自分の博打狂いに死にたいほど苦しんでいる。50両を授かった僥倖を信じきれない。だから死ぬことに対して一途になれる文七を、やはりそうなのかと救ってしまう。つい先日聞いた文左衛門と比べると、やはり理が勝つ。この聞き比べが落語の楽しさなのかな。

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13/11/24 文左衛門の月例「文蔵コレクション」 #落語 #rakugo

公演名
文左衛門の月例「文蔵コレクション」
会場
らくごカフェ
日時
2013年11月24日 18:00~
雑俳
橘家文左衛門
あくび指南
橘家文左衛門
ミニライブ
フォークシンガー小象
粗忽長屋
橘家文左衛門

文蔵コレクションはゲストを呼ばない会だけど今回はスペシャルとしてフォークシンガー小象さんを。ということで、噺の方はトントンと雑俳へ。前座噺だけど文左衛門にかかると、八公と隠居との仲の良さが伝わったり、前座時代の数々のやんちゃ事を入れ込んだりと楽しい一席。

あくび指南は寝落ち。ゲストのフォークシンガー小象さんのミニライブへ。もちろん初めて。70年時代のフォークに止まっている体でコミカルなフォークを。 おかしいけど何か懐かしさを。仙台出身で通っていた高校が街ごとなくなって、その思い出を歌にした高校時代に胸打たれる。

文左衛門さんの粗忽長屋は、行き倒れを友達と間違える男の粗忽ぶりをストレートに。いらない入れ事が入らないでスッキリとはしているけど楽しい一席。

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13/11/24 鈴本早朝寄席

公演名
鈴本早朝寄席
会場
鈴本演芸場
日時
2013年11月24日 10:00~
看板の一
林家ひろ木
姫と鴨
三遊亭美るく
片棒
春風亭朝也
佐々木政談
柳家麟太郎

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13/11/23 わんvsにゃん寄席 #rakugo #落語

公演名
わんvsにゃん寄席
会場
横浜ひとり会 演芸ホール
日時
2013年11月22日 19:00~
トーク
三三・白鳥・小円歌・美るく
元犬
三遊亭美るく
猫の皿
柳家三三
仲入り
三味線漫談
三遊亭小円歌
わんわんにゃんにゃん物語
三遊亭白鳥
各賞発表
三三・白鳥・小円歌・美るく

11月22日はわんわんにゃんにゃんの日ということでの会とのこと。

わんvsにゃん寄席、シロがかわいい美るくさんの元犬で始まり、必死な道具屋があたふたする様が楽しい三三さんの猫の皿、出演者の中で唯一犬を飼っている小円歌さんの三味線を堪能し、小粋な姐さん犬とふかふか猫が活躍する、白鳥さんらしい新作がおかしかった。

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13/11/20 橘家文左衛門・柳家三三 二人会「冗談言っちゃいけねぇ」 #落語 #rakugo

公演名
橘家文左衛門・柳家三三 二人会「冗談言っちゃいけねぇ」
会場
新宿文化センター 小ホール
日時
2013年11月20日 19:00~
子ほめ
三遊亭遊かり
笠碁
橘家文左衛門
橋場の雪
柳家三三
仲入り
粗忽の釘
柳家三三
文七元結
橘家文左衛門

文左衛門さんの笠碁での我が通らなかった時の堪えのない顔、強情で利かん気の無い顔や、文七での大事な五十両を手放すことへ(自分自身で)追い詰めめられた時の絶望の顔、堪能した。

三三さんの女性は強くて、橋場の雪での若妻は、嫉妬深いだけで、まだ若旦那に余裕があるけど、そのうち、粗忽の釘の粗忽な旦那を抱擁できるような、強い女性になって行くのだろうな。

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13/11/18 らくご街道 雲助五拾三次之内―名人長二― 初日 #落語 #rakugo

公演名
らくご街道 雲助五拾三次之内―名人長二ー 初日
会場
日本橋劇場
日時
2013年11月18日 19:00~
名人長二ー仏壇叩き
五街道雲助
仲入り
名人長二ー湯河原宿
五街道雲助
名人長二ー谷中天龍院
五街道雲助

名人長二は円朝作だけど当人の実演はなかったそう。通しの実演は志ん生、彦六の正蔵ではあったらしいが、あの二人だから、大胆に改変されいたらしい。円朝 原作に忠実な形で通しでやったのは雲助さんが初めてではないかと。寡黙ではあるけど強く熱い芯を秘めている長二が楽しみ。

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13/11/16 一蔵ひとりの会 第10回スペシャル #落語 #rakugo

公演名
一蔵ひとりの会 第10回スペシャル
会場
らくごカフェ
日時
2013年11月16日 19:00~
猫と金魚
春風亭一蔵
芝居の喧嘩
春風亭一蔵
尻餅
春風亭柳朝
仲入り
妾馬
春風亭一蔵

猫と金魚の番頭のとぼけた感じが、一蔵さんにあっていて楽しい一席。その後の芝居の喧嘩では、途中のベタなくすぐりを、力業で客席を巻き込んで行くのが一蔵さんらしい。一朝師匠だと、サラッと軽くいなして笑わせるところで、姉弟で違うのがいい。

柳朝さんをこんな近くで聞くのは初めて。今シーズン初の尻餅を、サラリとした味わいで堪能。

一蔵さんは妾馬のどこを押して面白がせるのかなと。よくあるのが八五郎が妹と母親のことを絡めながら話す泣かせどころなんだろうけど、そこではないみたいだし。これから練って行くんだろうな。

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13/11/16 がっつり落語講談三人会 #落語 #rakugo #講談

公演名
がっつり落語講談三人会
会場
らくごカフェ
日時
2013年11月16日 13:30~
天災
春風亭柳若
桂昌院
神田真紅
仲入り
違袖の音吉
神田松之丞
赤垣源蔵 徳利の別れ
神田真紅

柳若さんはあまり聞いていないので、なんとも言えないけど、天災のような勢いのある噺をするのは意外だった。それでも八五郎の元気よよさが楽しかった。

講談は最近になって聞き始めてとまではいかないけど、ちょこちょこ聞いていると、だいたい前座として真紅さんが出ていた。それが今月の下席から二つ目に昇 進なさるようで、今日は主任をお勤め。一席目は一番演っていた桂昌院を。お玉のほっこりとする愛嬌が出ていていいですね。

講談は聞くもの初めてのものばかりで、違袖の音吉もそう。今回は音吉の子供の頃で、血腥い松之丞さんしか見たことがないので、はじめは違和感があったけど、だんだんと、こ生意気な音吉が楽しくなってきた。まあ、侠客の話なので血生臭くなって行くんだろうな。

二席目があるのはなんか不思議と真紅さん。まだやり慣れていないものをと、徳利の別れへ。兄弟の、それも武士の間にある感情を、若い女流でどうやるのかなと。それを二人の間に入って伝言を伝える女中の暖かい明るさを通して、その心情が伝わってきた。よかったな。

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13/11/13 第4回 円丈最後の十番勝負 #落語 #rakugo

公演名
第4回 円丈最後の十番勝負
会場
日本橋劇場
日時
2013年11月13日 18:45~
プロポーズ
三遊亭わん丈
オープニングトーク
円丈・喬太郎
手紙無筆USA
三遊亭圓丈
カマ手本忠臣蔵
柳家喬太郎
仲入り
悪人β
三遊亭圓丈

ん丈さんは喬太郎さんを見て落語家を目指したとのこと。その喬太郎さんが仰ぎ見る円丈さんにあって、この人だと決めた。その二人の会で開口一番を務めることができて光栄だと、自作のプロポーズへ。この一門らしい前座とは思えない達者な高座。

手紙無筆USAで重ねて繰り出して行く英語のダジャレに円丈さんの力を感じる。

喬太郎さんは人形町ではキンコーズでも何か粋だね、明治座も近くだしと、カマ手本忠臣蔵へ。やはりこの噺は破壊力がある。衆道が普通とはいえ、そこは武士、情けはあっても愛はないのかな。本当にこんなことあったのかなと思わせてしまう、喬太郎さんの力。

円丈さんはあのお年で未だに新作を作り続ける。悪人βもこの会にあわせて作ったもの。13年間引きこもっていた男が、社会復帰するにあたり、なにか習おうとしても、普通の学校はと探し出したのが悪人ゼミナール。そこは..という噺。これから練っていくんでしょうね。

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13/11/12 こしら・馬るこ・萬橘 新ニッポンの話芸 #落語 #rakugo

公演名
こしら・馬るこ・萬橘 新ニッポンの話芸
会場
成城ホール
日時
2013年11月12日 19:00~
時そば
立川こしら
辻駕籠
三遊亭萬橘
仲入り
動物園
鈴々舎馬るこ
アフタートーク
広瀬和生・こしら・馬るこ・萬橘

思いれのある(二つ目披露の会でやって昇太さんに認められた?)を、広瀬さんにあまりにもつまらないと言われたこしらさん。今日はそのリベンジ。二人目のそばやの対応が斜め上を滑って行って、思い付きの行動と思われたことが後の伏線になっていたり、こしらワールドを堪能。

辻駕籠は珍しい噺なんだけど、何か聞いたことがあるなと調べたら、ぽっどきゃすてぃんぐ落語で、きつつき時代に出したものを聞いていた。無理矢理駕籠かきにやらされる怠け者二人組のやる気のなさがおかしい。

トリの馬るこさんは、今月の初めの鈴本早朝寄席で用意していたのにぴっかりさんと被ってできないと言っていた動物園を。馬るこさんの主人公は商社に勤めて いた有能者。ライオンをただ演じるだけでなく、ショーを企画して盛り上げる。けど、増長して、という展開が馬るこさんらしい。

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13/11/11 らくご@座・紀伊國屋 2013冬うふふ公演〜新宿そだち〜 #落語 #rakugo

公演名
らくご@座・紀伊國屋 2013冬うふふ公演〜新宿そだち〜
会場
紀伊國屋ホール
日時
2013年11月11日 19:00~
宗論
桃月庵白酒
オープニングトーク
喬太郎・彦いち・金八・鈴之助・丈二
公家でおじゃる
三遊亭丈二
首ったけ
柳家喬太郎
仲入り
旅行日記
鈴々舎鈴之助
四人癖
三遊亭金八
二月下旬
林家彦いち

六人が前座〜二つ目の頃に、新宿のハッピーというスナックで開いていた勉強会が、ハッピー寄席。十人を超えないこともしばしば。非常に仲がいい様子が、トークや枕の端々で伺える。

一人ひとりにはいちいち触れないが、コンパクトにまとめつつ、らしいくすぐりが入った、白酒さんの宗論や、珍しく廓噺をした喬太郎さんが収穫か。

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13/11/10 和室カフェ #落語 #rakugo

公演名
和室カフェ
会場
らくごカフェ
日時
2013年11月10日 18:00~
鈴ヶ森
入船亭小辰
蛙茶番
立川笑二
仲入り
まんじゅう怖い
立川笑二
宿屋の仇討
入船亭小辰

小辰さんのポーとした泥棒が楽しめる鈴ヶ森。BL的な展開に力点を入れる向きもあるが、小辰さんはそこはあっさりと。

笑二さんをこのような勉強会で拝見するのは初めて。蛙茶番を最後まで聞くと、お調子者の半公とか小僧とか、あるいは番頭などしっかりと演じ分けていて、やはり談笑一門はすごいなと感じる。

笑二さんの饅頭こわい、八五郎の女房に関する繰り返しのギャグが楽しい。本筋の饅頭を怖がる場面があっさり目だったのは、ヒザだったからかな。

宿屋の仇討は江戸っ子たちのハイテンションが目玉になるのかな。小辰さんはまだ工夫の途中かな。もしかしたら、別のところで新しいことをやるかもしれないのかな。

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13/11/09 第十回 正蔵・馬石・一之輔の会 #rakugo #落語

公演名
第十回 正蔵・馬石・一之輔の会
会場
六本木 BeeHive
日時
2013年11月9日 12:00~
トーク
正蔵・馬石・一之輔
堀の内
林家つる子
普段の袴
春風亭一之輔
試し酒
林家正蔵
仲入り
甲府ぃ
隅田川馬石

一之輔さんが演るドヤ顔がいい。普段の袴でサムライを真似る男が、袴は何とかできても羽織が用意できなくてトンチンカンな格好になっても、ごく満足な顔をするのが、滑稽ではあるのだけど、幸せのオーラが出ていていい。

試し酒はやはり難しい噺なんだろうな。酒を飲んでいるだけの噺。正蔵さんは、それをダレさせないで聞かせる。お供の男の誠実なところが素直に伝わってくる。

甲府ぃは善人だけが出てくるくさく演ったら聞けたものではないけど、馬石さんは豆腐屋の主人をメリハリをはっきりさせて描いて、テンポ良く。満足の一席。

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13/11/08 東京茂山狂言会 第19回 #狂言

公演名
東京茂山狂言会 第19回
会場
国立能楽堂
日時
2013年11月8日 19:00~
昆布売(こぶうり)
大名
茂山七五三
昆布売
茂山逸平
寝音曲(ねおんぎょく)
主人
茂山宗彦
太郎冠者
茂山あきら
鐘の音(かねのね)
主人
茂山千五郎
太郎冠者
茂山正邦
仲裁人
茂山童司

尊大な大名が一転立場が逆転して、商人にへいこらしてしまう、その様を七五三さんが面白く。昆布売の売り声で平家節、小唄節などで唄うのが狂言らしい遊び。

謡いが上手であることを知られると、後々めんどくさいと不精する太郎冠者を、あきらさんで見るとピタリ。こういうのが許される余裕が今にはないのが残念。

太郎冠者が殊勝な顔付きで寺を回って鐘の音を聞くのを、正邦さんがとぼけた感じでやるのが楽しい。

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13/11/07 東京茂山狂言会 第19回 #狂言

公演名
東京茂山狂言会 第19回
会場
国立能楽堂
日時
2013年11月7日 19:00~
子の日(ねのひ)
公卿
茂山逸平
茂山千三郎
不聞座頭(きかずふどう)
主人
茂山千五郎
太郎冠者
茂山童司
菊市
茂山宗彦
狐塚(きつねつか)
主人
茂山七五三
太郎冠者
茂山千三郎
次郎冠者
茂山正邦

子の日、初春の頃、雪が残る萌えはじめの野原での舞い、そこにあらわれる女との歌いあい。かようなる美しい景色を、被り物を外すことによってカタストロフを招く狂言の面白さ。

耳の聞こえない太郎冠者と目の見えない座頭とが、互いにめくらだのつんぼだのとなぶり合うポリティカルコレクトネスの面から微妙なものを、童司さんと宗彦さんの明るい動きで楽しいものに昇華していた。

真ん中に鳴子を結び付けた紐を持ちあって小唄を唄いながら、くるくる舞う、あんたら新体操かいという千三郎さんと正邦さん。楽しいね。

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13/11/06 柳家喜多八独演会「喜多八膝栗毛 秋之噂」 #rakugo #落語

公演名
柳家喜多八独演会「喜多八膝栗毛 秋之噂」
会場
博品館劇場
日時
2013年11月6日 19:00~
お菊の皿
柳家ろべえ
蛙茶番
柳家喜多八
首提灯
柳家喜多八
仲入り
唄と三味線
太田その・松本優子
芝浜
柳家喜多八

蛙茶番の半公、単純で腹に何もない江戸っ子らしい男を、喜多八さんは楽しそうに演じる。後半の自分の逸物をひけらかす場面では特に喜々として。

喜多八さんの首提灯、本当に首が落ちたみたいで楽しい。町人のキレのいい悪態も冴え渡っていて、胸がすくよう。マクラの胴切りの、上半身が番台で女湯を覗いている必然の現象の別のオチをにやけて紹介する殿下がいい。

喜多八さんで芝浜は初めて。過剰な演出は一切なし。とはいっても、ヒザでのそのさんと優子さんの酒の都々逸や暮れの小唄などを取り込む自在さはある。暖かさを感じる一席。

プログラム

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13/11/05 らくごカフェに火曜会 市弥・小辰 #落語 #rakugo

公演名
らくごカフェに火曜会 市弥・小辰
会場
らくごカフェ
日時
2013年11月5日 19:30~
飲める
柳亭市弥
代脈
入船亭小辰
仲入り
松山鏡
入船亭小辰
妾馬
柳亭市弥

市弥さんの飲める、大根の場面では引っ掛けをなかなか理解できない部分は省いて、詰め将棋では、詰めることができるが難しいと、それぞれ整理した初めて聞く形。聴かせどころでしっかりと。

小辰さんは市弥さんのマクラでの二郎系ラーメンの話しを、引き取って広げる形で仲の良さを披露。一蔵さんも含めた同期の二つ目でよく会を持つようで、この辺りの世代は先が楽しみ。代脈も、ひとつひとつのくすぐりがピッタリときまって楽しかった。

小辰さんの田舎の人、純なところが素直に伝わってきて、ホッコリとする。この噺の好きなところは尼さんが夫婦を取りなす場面で、田舎の人なので知識はないけど、包容力のある智慧がある様子が見えること。小辰さんの若さではまだ難しいよね。

市弥さんぐらいの経験だと妾馬はまあ勉強の一環なのかな。とにかく真正面から取り組んでいて、かつ要所で分かりやすいように工夫している様子がいいなあ。

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13/11/03 鈴本早朝寄席 #落語 #rakugo

公演名
鈴本早朝寄席
会場
鈴本演芸場
日時
2013年11月3日 10:00~
動物園
春風亭ぴっかり
蒟蒻問答
台所鬼〆
松曳き
三遊亭歌太郎
ハングル寿限無
鈴々舎馬るこ

一之輔さんとの欧州ツアーのことを軽く振って桃太郎に入ったぴっかりさん。なんか飛んじゃったようで、急遽動物園へ。これが後の悲劇につながる。女性の園長の造りにぴっかりさんらしさがあって楽しかった。

蒟蒻問答は、子供の頃、小三治さんのをテレビで見て大笑いしてから落語の楽しさに目覚めた演目。鬼〆さんはあの風貌がピッタリとあっていて、大笑いした。

松曳きを白酒さん以外で聞いたのは初めてかな。歌太郎さんの殿様と三太夫のとぼけ具合も味があって、翻弄される植木屋の様もおかしかった。

馬るこさんは現代風のくすぐりをたっぷりと入れた動物園を用意していて、ぴっかりさんが桃太郎から、まさかの動物園への変更。そこで師匠のお上さんの韓流好きをマクラで仕込んでハングル寿限無を。馬るこさんのこれは気になっていたので、なんか得した気分。

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13/11/01 ロベルトⅠ世 #落語 #rakugo

公演名
ロベルトⅠ世
会場
らくごカフェ
日時
2013年11月1日 19:00~
初天神
柳家ろべえ
小言念仏
柳家ろべえ
二番煎じ
柳家喜多八
仲入り
芝浜
柳家ろべえ

ろべえさんが噺家になって11年を迎えて始めた会の最初は初天神。とはいっても、喜多八師匠の還暦を祝う会で披露した、子供の名前がキタハチで、父親が買ってあげようと誘っても、あの冷めた声で「いらねぇ」というご景物。楽しかった。

先のご愛嬌ものはともかくとして、初天神は大師匠の小三治さん、師匠の喜多八さんのを袖で聞いて、表面的な演出の違いを超えた、親子の情愛の描き方に師弟 のつながりを感じると。自分もそのつながりにいたいと、小言念仏へ。そういった思いがあるのが落語の楽しさの一つなのかな。

50人も入ればいっぱいのらくごカフェで喜多八さんを、酒のよしなしごとのマクラからの二番煎じを最後までをたっぷりと聞ける、至福の一時間弱。ろべえさんの小言念仏を喜んでいたようで、はっきりは言わないけど、お弟子さんが可愛いのかな。

今日がネタ下ろしの芝浜。まだまだ、スジを追ってますという感じかな。それでも、女房の描き方に、おっと思うとこもあって兎にも角にも、自分なりの落語をしようとする気持ちが伝わってくる。

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